全国クールローカルの取組事例

北海道【苫小牧を世界一の美食の町にする】

北海道苫小牧市

街なかの人口減少~街なかを活性化する為にしていること

1.地域が抱える課題に対して現在進行中で取り組んでいる、独自の取り組みを具体的に教えてください。

2016 年 5 月 3 日(火)に主催した〈第 1 回おしゃれゴミ拾い〉は、苫小牧駅南口から苫小牧市立図書館まで約2kmの道のりをおしゃれな格好をして、ゴミを拾う活動をさせて頂きました。図書館の入口に見事な 1 本桜が満開になるので、おしゃれテーマは桜色をファッションに取り入れ、それぞれのおしゃれをして楽しみながら、 25 名で約 40 袋のゴミを拾い集めました。
2016 年 7 月 17 日(日)には、〈第 2 回おしゃれゴミ拾い〉を開催し、海の日にちなんで苫小牧灯台前の海岸沿い約1kmを 30 名で小雨が降るなか約 80 袋のゴミを拾い集めました。 灯台の赤と白をおしゃれに取り入れて、楽しみました。
第 3 回目は 2016 年 10 月 10 日(月)に〈日本一早いハロウィン de おしゃれゴミ拾い〉を行い、苫小牧駅北口から金太郎の池まで約2km の道のりを仮装を楽しみながら、18 名で約 30 袋のゴミを拾い集めてから、みんなで BBQ を楽しみました。
第 4 回目は、〈ごみを拾わないゴミ拾い?!>と称して、参加者とのオフ会の懇親会として、2017 年 2 月 5 日(日)のとまこまいスケートまつりの名物しばれ焼きで 4 名と交流しました。
第 5 回目は、2017 年 5 月 3 日(水)に、第 1 回目と同様の道のりで、おしゃれテーマは人が明るくなるような服装で 5 名と 10 袋のゴミを拾い集めました。
毎回、苫小牧市役所清掃課と提携し、拾い集めたゴミは市が回収してくれていて、北海道新聞社と苫小牧民報社に密着取材を受け、掲載されました。
次回は 2017 年 10 月 9 日(月)に〈第 6 回おしゃれゴミ拾い日本一早いハロウィン deBBQ>を企画しています。
苫小牧駅前の街なかに活気を戻す為に 2017 年 8 月 26 日(土)・27 日(日)に開催された〈17’とまこまい活性の火〉という音楽フェスのなかで飲食店が参加できる活性の胃というフェス飯グランプリに今年初めして参加させて頂きました。
2017 年 10 月 15 日(日)に開催される第 1 回 MOSAIC MARKET というおしゃれなマルシェにも出店予定です。
第 12 回居酒屋甲子園に初めてエントリーさせて頂き、苫小牧の飲食経営者に興味を持ってもらうために、北海道地区大会で準優勝の事を新聞社に取材掲載させて頂きました。
仲良くしてる地元飲食経営者に居酒屋甲子園への参加の促しや声掛けをして、周りを巻き込んでいます。
15 席のコース料理のみ予約制のお店を経営するなかで、全国 1 都 1 府 20 市町村の繋がりがある方々が毎月足を運んで頂いています。
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2.その取り組みに至った経緯、背景を教えてください。できるだけ具体的に。

東京で料理人の修業をしていた 10 年前から、苫小牧駅前がどんどん寂しくなっていき、郊外に巨大ショッピングモールが建ち、郊外に家を建てる 20 代 30 代の若者が急増し、人口が約 2 万人流出した結果、駅前通りの商店街に人通りが少なくなり、寂れたシャッター街になってしまい、市営バスが廃止になるほど、厳しい状況に陥り、市内で 1 番古く 66 年続いた街なかにあった母校の弥生中学校が 2013 年閉校しました。
約 20 年前の高校生の時には、放課後に駅前のデパートや商店街で買い物やデートを楽しみ、当時は人で賑わっていました。
今はもうその当時の面影が全くありません。
だから、独立するなら、絶対に苫小牧の街なかで出店をしたいという夢を抱き、19 年の修業生活を終え 2016 年3 月に帰ってきて、半年間の準備を要し、2016 年9月 26 日の父親の 69 回目の誕生日に、父の名前の廣明を屋号として、グランドオープンさせて頂きました。
何のために?
誰のために?
なぜ創業するのか?を自問自答を繰り返し、何度も考えて、考え抜いた結果・・・
地元を活性化する為、故郷に恩返しをする為。大切な人を大切にする為、この 3 つの志と、
苫小牧を世界一の美食の街にするというミッションとして、どんなことが起きても絶対にあきらめない覚悟を決めました。
この想いを胸に、まず自分ができることとして、苫小牧の郵便番号が053(ゼロゴミ)なのでおしゃれゴミ拾いを企画実行し、賛同できる街なかのイベントへの参加、居酒屋甲子園にエントリーさせて頂いています。

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3.その取り組みの現在状況は?結果が出ていることではなくても良いのでリアルな現状を教えてください

おしゃれゴミ拾いは、だんだんと参加人数が減ってきている現状で人数は上記の通りで、第 6 回目は、2017年 7 月 17(月)に予定していましたが、開催ができませんでした。
・ 活性の胃では、とろける杏仁プリンを 300 食を完売することができました。
・ 居酒屋甲子園に興味を持ってくれる経営者がいないのが現状です。
・ 創業 4 か月目でずっと埋まっていた予約が途切れ、週末でも予約が薄い日のあり、平日でも満席でお断りする

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4.その取り組みを行う中で抱えている課題や問題はどんなことがありますか?

おしゃれゴミ拾いを続けていくなかで、もっと魅力的にするには、どうすればよいのか?
どうすればもっと面白くできるだろうか?と日々、考え、悩んでいます。
サンセバスチャンが世界一の美食の街になった背景には、一人の料理人がレシピを公開し、周りの料理人たちに教え広め食のレベルが上がったといいますが、自分自身がまだ具体的に何から始めたら良いかがこれからの課題です。そして、そのレシピ公開という勇気ある一歩が出せていないことが大きな問題です。
同業者にこのような志がある仲間と地元で出会えていなく、まだまだ巻き込めてもいないことも問題と課題です。
自分自身の魅力が足りなく、巻き込めていないから、地元の居酒屋経営者を居酒屋甲子園に興味を持ってくれる方がいなく、どう関わっていくかが、これからの課題です。
まず、自店の魅力を更に磨き、何ヶ月先も予約が埋まるくらい繁盛させることが大きな課題です。
果たして…自分の経営戦略は正しいのか?自分の戦術や在り方は間違っていないだろうか?と葛藤してところも正直あります。

5.その取り組みを通してどんな社会、未来を目指していますか?

苫小牧を世界一の美食の街にすることを目指しています。
観光地でもない、何もないと言われる苫小牧で世界一の美食の街にすることが大きな価値と存在する意義があり、未知なる可能性があると信じています。
1 日 4 組も入れば満席なる小さなお店から、大好きな北海道から、日本中を明るく照らし、目の前の人を喜ばしていきます。
おしゃれゴミ拾いは世界中の文化になることを目指しています。
ゴミ拾いをするのに、わざわざおしゃれをすることは格好良くて、ステータスになり、子供たちがそんな輝いて魅力あふれる大人に憧れる社会を目指しています。
そんな姿から、ごみを捨てなくなる世の中も目指しています。
苫小牧から居酒屋甲子園にエントリーしてる店舗をまずは他の 1 店舗を増やすことを目指しながら、居酒屋甲子園日本一を獲得することで、見たこともない景色を大切な人と味わっていきます。

6.居酒屋甲子園を通して学んだことはありますか?

居酒屋甲子園の理念である、『共に学び、共に成長し、共に勝つ』にものすごく共感していて、東京の修業先である魚串炙縁で第 6 回の決勝の檀上に上がらせて頂き、5000 人の前でプレゼンをさせてもらい準優勝させて頂いた経験がもの凄く大きいのと、第 12 回の北海道地区大会での準優勝の経験が、今の店舗に大いに生かしています。
各店舗の取り組みや仕組みの発表から、
いかにお客様を喜ばせているのか?
いかに一緒に働いてくれる仲間を幸せにできるのか?
いかに自分が飲食業を通して喜びを感じられるのか?を日々学ばせて頂いてます。
あと、予選大会の覆面調査でもホール担当の良さを褒めて頂いたり、欠けている点を指摘されることで改善しながら向上できることも深い学びです。
居酒屋甲子園で出逢った志高き仲間や先輩、後輩たちと出逢えたことも、何にも替えることのできない大きな財産です。
今のお店はレストラン業態ですが、居酒屋甲子園で学び、居酒屋甲子園で成長させてもらい、居酒屋甲子園のおかげさまで今の自分があるからこそ、恩返しと感謝を込めて関わらせて頂います。

町イメージ

最後まで、お読みいただきまして、心から感謝しています。
創作四川料理 廣明 HIROAKI owner-chef 佐藤朗暢