
理事長御礼挨拶
拝啓
早春の候、居酒屋甲子園に関わるすべての皆様の一層のご健勝をお祈り申し上げます。
NPO法人居酒屋甲子園の理事長を仰せつかっております、和田裕直と申します。
日頃よりNPO法人居酒屋甲子園の活動にご支援・ご賛同いただき、心より感謝申し上げます。
おかげさまで、今年も多くの企業・店舗の皆様にエントリーをいただき、3月9日より始まる一次予選を迎えようとしています。
改めまして、エントリーいただいた皆様、関係者の皆様に深く御礼申し上げます。
今年の勉強会は1月よりスタートし、日本全国の多くの皆様とお会いする機会に恵まれました。
その中で、居酒屋甲子園の理念である
「共に学び 共に成長し 共に勝つ」
を体現できたと感じております。
大変お忙しい中、ご参加いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
また、各地域の皆様との交流を通じて、飲食業界が抱える課題や問題点を伺う機会もありました。
しかし、それ以上に、多くの「夢」をお聞かせいただきました。
私自身も大いに学ばせていただき、「居酒屋から日本を、そして世界を元気にする」という居酒屋甲子園の使命に、より一層の情熱を感じています。
2025年度居酒屋甲子園の活動テーマは「夢」です。
今年、日本では大阪万博が開催され、未来について考える機会が増える年となります。
一方で、日々の業務に追われ、改めて自身の未来を見つめ直す時間が持てない方も多いのではないでしょうか。
昨今の社会の変化は目まぐるしく、目の前の「やるべきこと」にとらわれるあまり、本来持つべき「心の在り様」が妨げられてしまうこともあるかもしれません。
しかし、私が思う未来とは「今」の積み重ねです。
言い換えれば、「今」こそが「未来」であり、「未来」は「今」そのものなのではないでしょうか。
「今」をどんな気持ちで生きるのか。
この一瞬一瞬をどう大切に過ごすのか。
それが、5年後、10年後の未来を形作っていくのだと思います。
今こそ、私たち飲食業に携わるすべての人々が、日本の誇る飲食産業に胸を張り、誇りと覚悟を持つべきときです。
そして、飲食業界に関わる皆様が笑顔で働ける産業へと、私たちが変えていく。
「飲食業を夢のある産業にする」のではなく、すでに「夢のある産業なのだ」と胸を張って言えるように。
その誇りを持ち、皆様と共に歩んでいける一年となれば幸いです。
最後になりますが、日頃よりお力添えをいただくサポーター企業の皆様、
そして居酒屋甲子園に関わり、応援してくださるすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
敬具
NPO法人 居酒屋甲子園
理事長 和田 裕直