【4月1日】「居酒屋で乾杯の日」制定のご報告
本日4月1日はNPO法人居酒屋甲子園が制定した「居酒屋で乾杯の日」という記念日です。
NPO法人居酒屋甲子園では、昨年2020年(令和2年)に
毎年4月1日は「居酒屋で乾杯の日」という記念日を制定いたしました。
この日付にした想いは「良い居酒屋」「良い乾杯」の「良(4)い(1)」と「酔(4)い(1)」の語呂合わせからきていること。
また年度の始まりで飲み会が多く、乾杯をする機会も増えることからこの日にしました。
日本独自の居酒屋文化の継承と業界の発展
乾杯文化を後世に伝えていくことを目的としております。
このような状況下ではございますが
記念日制定のご報告と居酒屋甲子園からのメッセージをお届けさせていただきます。
是非、下記URLよりご覧ください!
◆居酒屋で乾杯の日について
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覚えていますか?
初めてのアルバイトでの面接、緊張したけど
合格をもらえた時のホッとした瞬間
飲食店で働き始めて、初めて
お客さんの前に立ったときの不安とドキドキ
まだ慣れなくて、失敗して怒られた時の
恥ずかしさと悔しさ
初めてお客さんに「ありがとう」って
言ってもらえた時のうれしさ
初めて自分で作った料理を
「美味しい」っていってもらえた時のうれしさ
覚えていますか?
お客さんに名前を覚えてもらって
「あなたに会いに来たよ」と
言ってもらえた時の感動
常連さんの「いつもの!」
で注文がわかる、誇らしさ
忙しい営業を終えて
溜まった洗い物を洗い終えた瞬間の達成感
みんなと一緒に食べるまかないの
たわいもない会話で笑い合う瞬間
失敗して落ち込んだ時に、励ましてくれた仲間の言葉
覚えていますか?
うまくみんなをまとめられなくて
どうしていいかわからなくて悩んだ
1人残った店内
辞めていくスタッフの背中をみつめる寂しさ
辛くて、この仕事を辞めようと思ったとき
悔しくて、涙が止まらなかったあの夜
覚えていますか?
それでも諦めなかったときの気持ちを
辛くても踏ん張った時の、その決意を
ずっと飲食の仕事を反対していた両親が
言ってくれた「やってみなさい」の一言を
いつも夜遅くに帰っても
食卓に用意してあるご飯と
家族からのメッセージを
ずっと信じてくれた大切な人たちを
覚えていますか?
独立して飲食店をやろうと決意した瞬間の
根拠のない自信とワクワク感
初めての物件の契約で判を押すときに
緊張で震えた手
オープン初日の朝礼
もうやるしかないと開き直ったあの瞬間と
頼もしい仲間の存在
初来店のお客さんが扉を開ける瞬間と
見えなくなるまで見送ったお客さんの背中
覚えていますか?
何万回と口にしてきた
「いらっしゃいませ」と
「ありがとうございました」に込めた想い
閉店後に、みんなと夢や未来を語り合った、あの時間
涙で送り出した卒業生が言った
「ここで働けて良かった」の一言
覚えていますか?
応援してくれる人達と
いつも美味しい食材を届けてくれる生産者さん
今まで、飲食という仕事を通して出会った
多くの人たちのかけがえのない笑顔
初めて飲食を志したときの
あの日、あの時、あの瞬間を…
わたしたちはこの仕事が、居酒屋が大好きです
≪4月1日 居酒屋で乾杯の日≫
来年こそは私たちの大好きなあの場所で
力いっぱい乾杯できる日を願って
NPO法人居酒屋甲子園