【理事長挨拶】年末のご挨拶
NPO法人居酒屋甲子園
関係者各位
日頃より居酒屋甲子園の理念にご賛同いただき、また、共に業界活性の為にお力添えをいただきまして心より感謝申し上げます。
NPO法人居酒屋甲子園の理事長を仰せつかっております、氏田善宣と申します。
早いもので、本年も残すところわずかとなりました。
この激動の数年間。
いつもの道をいつも通りに歩く。
そのありがたみを私たちは苦しいほど知りました。
多様性、柔軟性が重要視されるこの現代社会。
過去の成功体験にとらわれず未来の失敗を恐れず
目の前の確かな成長に重きを置き、
今こそ垣根を越え同志と共に力を合わせ変革する時。
そんな想いを「共に生きる」という言葉に託し
1年間活動をしてまいりました。
経営者、幹部の皆様が守り抜いてきた大切な仲間と会社。
店長、スタッフの皆様が、守り抜いてきた大切なお店。
誰かの為に、「本気で今を生きる」という共通の目的に「何度も何度も」触れさせていただき
改めて「感謝をする」という言葉の深い意味に気づかせていただきました。
それは同時に、これまでの日常、一つ一つの些細な事柄に
いかに無関心で過ごしてきたかという事にも気づかせていただきました。
お客様がご来店してくださる事
仲間が毎日出勤してくれる事
毎日食材やお酒を届けてくださる事
今日もお店を開店できる事
当たり前だった一つ一つの事柄に、
「有難いな」と幸せを感じる事で
人の心は豊かになる。
何よりもたった一度の人生の中で
奇跡的に出逢わせていただいた方を笑顔に、
幸せにできる飲食業という仕事に出逢わせていただいた事に
改めて心から感謝をする事ができました。
100年に一度と言われる
この国難を共に乗り越えた私たちは
混乱に惑わされず、新たな希望を見出し、未来への第一歩を踏み出す時。
私たちが志高く「共に生きる」事で、飲食業界の価値を向上させ
魅力ある飲食業界を子供達に残せるように、皆様と共に歩んでいきたいと思います。
年々、我々外食産業を取り巻く環境も、経済状況も目まぐるしく変化しております。
加速する情報革命、テクノロジーの急速な発展と共に
数えきれない問題や壁が私たちを待ち受けています。
それは同時に、私たち人間の本質でもある
「心の成長」が何よりも大切になるということです。
10年後、20年後、30年後。
好奇心溢れる世界中の子供たちが
この日本の飲食業というステージで
私たちと手を繋ぎ
共に仲間を幸せに
共にお客様を笑顔に
共に居酒屋から日本、そして世界を元気にするその日まで
一歩一歩皆様と共に成長させていただければ幸いです。
最後になりましたが
2023年、居酒屋甲子園を通じて沢山の勇気と希望をいただきました。
私が居酒屋甲子園に出逢い人生が変わったように「居酒屋甲子園に出逢い人生が変わった」と今年も沢山の方から「ありがとう」をいただきました。
居酒屋甲子園に関わってくださる全ての皆様に、
心より尊敬と感謝をすると共に、居酒屋甲子園は2024年も皆様と
「居酒屋から日本を、世界を元気に」してまいります。
末筆ではございますが
これをもちまして年末のご挨拶とさせていただきます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
NPO法人居酒屋甲子園
理事長 氏田 善宣